シャネルのバッグの中でも、特に人気の高い「ココハンドル」。その上品なデザインと実用性から多くの女性を魅了していますが、シャネル ココハンドルの定価について詳しく知りたい方も多いのではないでしょうか。人気サイズであるココハンドル24の定価はもちろん、xxsやxs、ココハンドルミニといった各サイズのバッグ定価、そして定番のキャビアスキンの定価はいくらなのか、気になるところです。また、あまりの人気に「定価では買えない」という声も聞かれます。デザインが似ているマトラッセとココハンドル、どっちを選ぶべきか悩む方もいるでしょう。この記事では、ココハンドルの最新定価からサイズ選びのポイント、入手困難な理由まで、網羅的に詳しく解説していきます。
記事のポイント
- シャネル ココハンドルのサイズ別最新定価
- 人気サイズや定番素材による価格の違い
- 入手困難な理由と購入のポイント
- マトラッセとの比較と自分に合う選び方
シャネル ココハンドルのサイズ別定価一覧

- 人気バッグの定価をチェック
- ココハンドルミニの定価について
- xxsサイズのココハンドルの定価
- xsサイズのココハンドルの定価
- ココハンドル24の定価も紹介
- キャビアスキンのココハンドル定価
人気バッグの定価をチェック
近年、多くのラグジュアリーブランドで価格改定が相次いでおり、シャネルもその例外ではありません。特にバッグの価格は顕著な上昇傾向にあり、ファンの間では「今日が一番安い」と囁かれるほどです 。
そのような中で、ココハンドルはシャネルの新たな定番として2016年頃に登場して以来、瞬く間に絶大な人気を誇るバッグとなりました 。
マトラッセと比較すると価格は抑えられていますが、それでも最もコンパクトな部類の19(xxs)サイズで90万円台、最大の33(マキシ)サイズでは118万円を超えるなど、決して気軽に購入できる価格ではありません 。
価格上昇の複合的な背景

シャネルが定期的に価格改定を行う背景には、単一ではない複数の要因が絡み合っていると言われています。ブランドの希少性と高級感を維持するための戦略的な値上げに加え、高品質なレザーや金属パーツといった原材料費の世界的な高騰、さらには国際的な輸送コストの上昇も価格に反映されています。加えて、日本銀行が公表する為替相場を見ても分かる通り、近年の円安傾向は輸入品であるシャネル製品の仕入れ価格を押し上げる大きな要因となっています 。
ココハンドルミニの定価について

ココハンドルには、アクセサリー感覚で楽しめる非常にコンパクトな「マイクロミニ」と呼ばれるサイズが存在します。この愛らしいサイズは、2024/25年の秋冬コレクションから新たにラインナップに加わりました 。
マイクロミニは横幅によって2種類のサイズが展開されており、それぞれの定価は以下の通りです。
- 横幅11.5cm:490,600円
- 横幅14.5cm:575,300円
これらのサイズは、その小ささからバッグというカテゴリーよりは、「スモールレザーグッズ」のチェーンクラッチとして分類されることもあります。収納力は非常に限定的で、スマートフォンを入れることは困難です。そのため、リップスティックやクレジットカード、鍵といった、必要最小限の小物だけをスマートに持ち運びたいシーンで真価を発揮するでしょう。
キャッシュレス決済が主流の現代において、このようなミニマルなバッグはコーディネートのアクセントとして非常に重宝します。ディナーやパーティーシーンで、装いを一層華やかにしてくれますね。
xxsサイズのココハンドルの定価

ミニバッグのトレンドを牽引する存在として、特に人気が高いのが19(xxs)サイズです。トレンド感溢れるコンパクトなフォルムと、実用性を両立させている点が、多くのファッション愛好家から支持される理由です 。
2024年4月に行われた価格改定後の最新定価は922,900円となっています 。
スマートフォンのサイズにご注意を
一点注意が必要なのは、スマートフォンのサイズです。近年大型化が進むスマートフォンの中には、機種や装着しているケースによっては19(xxs)サイズに収まらない可能性があります 。ご購入を検討される際には、ご自身のスマートフォンが収納可能かどうか、事前にサイズを確認することをおすすめします。
通称サイズ (横幅) | 公式サイズ | 寸法 (高さ×幅×奥行) | 2024年4月時点の定価(税込) |
---|---|---|---|
マイクロミニ (11.5cm) | – | 9×11.5×5cm | 490,600円 |
マイクロミニ (14.5cm) | – | 11.5×14.5×5.5cm | 575,300円 |
19 (xxs) | ミニ | 12×19×6cm | 922,900円 |
24 (xs) | – | 14×24×10cm | 1,007,600円 |
29 (ラージ) | S | 18×29×12cm | 1,101,100円 |
33 (マキシ) | M | 22×33×12cm | 1,185,800円 |
※上記の定価は、最もベーシックな素材・デザインのものです。2023年の限定デザインであったハンドルにチェーンが付いたタイプのように、特別な装飾が施されたモデルは、通常モデルより10万円近く高価になる場合があります。
xsサイズのココハンドルの定価

ココハンドルのラインナップの中で、最もスタンダードで象徴的なサイズと位置づけられているのが24(xs)サイズです。初めてココハンドルを手にする方にも推薦されることが多く、まさに「王道」とも言える、最もバランスの取れたモデルです 。
最新の定価は1,007,600円と、ついに100万円の大台を突破しました 。
長財布の収納について
ココハンドル24(xs)サイズを選ぶ上で、唯一考慮すべき点が長財布の収納です。残念ながら、このサイズには一般的なサイズの長財布を収納することができません 。長財布を日頃から愛用されている方は、これを機にコンパクトなミニ財布へ切り替えるか、長財布がスムーズに収まる一回り大きな29(ラージ)サイズを検討する必要があります。
このサイズが持つ最大の強みは、その圧倒的な汎用性です。カジュアルなデニムスタイルから、エレガントなドレスアップ、さらにはフォーマルなスーツスタイルまで、どんな服装にも自然に溶け込み、コーディネート全体を格上げしてくれます。この万能性こそが、24(xs)サイズが不動の人気を誇る理由と言えるでしょう 。
ココハンドル24の定価も紹介
前述の通り、ココハンドル24はXSサイズとも呼ばれ、その定価は1,007,600円です 。このモデルは、多くの人々が「ココハンドル」と聞いて思い浮かべる、アイコニックな存在です。収納力と、持つだけで心躍るような愛らしいフォルムとのバランスが絶妙で、世代を問わず多くの人々から支持を集めています。
このバッグの機能性を高めているのが、ハンドルとチェーンストラップによる2WAY仕様です。ハンドルを持ってハンドバッグとして持てばクラシカルでエレガントな印象に、付属のチェーンストラップを取り付けてショルダーバッグとして使えば、アクティブで現代的な雰囲気を演出できます 。
バッグの内部は中央に仕切りが設けられており、荷物をすっきりと整理しやすい構造になっています 。
キャビアスキンのココハンドル定価

ココハンドルを語る上で欠かせないのが、最も定番で人気の素材「キャビアスキン」です。シャネルの公式名称ではグレインドカーフスキンと呼ばれ、その名の通り、まるでキャビアの粒のような細かく均一な型押しが施された、上質な牛革素材を指します 。
キャビアスキンが絶大な支持を得る最大の理由は、その卓越した耐久性にあります。日常的な使用で生じやすい細かな傷や擦れに強く、万が一傷がついても型押しの模様のおかげで目立ちにくいという、非常に実用的な特性を持っています 。これまで本記事で紹介してきた各サイズの定価は、基本的にこのキャビアスキンモデルの価格が基準となっています。
多彩な素材バリエーション
ココハンドルは、定番のキャビアスキン以外にも、シーズンごとに多彩な素材で展開され、コレクターを楽しませています。
- ラムスキン: シルクのようになめらかで、吸い付くような手触りが魅力の非常に上品な素材です。ただし、とてもデリケートで傷がつきやすいため、取り扱いには注意が必要です 。
- カーフスキン: ラムスキンよりは強度があり、しなやかで美しい光沢を持つ高級感あふれる素材です 。
- ツイードやデニム: シャネルのウェアコレクションでもお馴染みの素材。バッグに取り入れられることで、よりファッショナブルでカジュアルな雰囲気を演出します 。
当然ながら、使用される素材によって価格は変動します。特に、シャネルが使用廃止を宣言したエキゾチックレザー(パイソンやリザードなど)を使用した過去のモデルや、特殊な加工が施された限定素材のものは、通常のキャビアスキンモデルよりも大幅に高価になる傾向があります 。
シャネル ココハンドル定価以外の重要情報
- 最も人気サイズはどれ?
- なぜ定価で買えないのか?
- ココハンドルかマトラッセどっち?
- 最新シャネル ココハンドル定価まとめ
最も人気サイズはどれ?
数あるサイズ展開の中でも、ココハンドルで最も人気が高いのは、疑いようもなく24(xs)サイズです 。
その人気の根源は、あらゆる要素が完璧なバランスで融合した「絶妙なサイズ感」にあります。小さすぎず、かといって大きすぎることもないサイズは、小柄な方から長身の方まで、どんな体型の方にも美しくフィットします。そして、コーディネート全体のバランスを崩すことなく、むしろ洗練されたアクセントとして機能するのです 。
トレンドのミニバッグとして19(xxs)サイズも非常に魅力的ですが、前述の通り、現代生活の必需品であるスマートフォンの収納に制約がある点が、日常使いにおいてはデメリットとなり得ます 。
もちろん、最適なサイズは個々のライフスタイルによって異なります。例えば、通勤バッグとして書類やタブレットを持ち歩きたい方、あるいは小さなお子様がいて荷物が多くなりがちな方には、長財布や手帳、さらには500mlのペットボトルまで収納可能な29(ラージ)サイズが最適な選択となるでしょう 。ご自身の日常を具体的にイメージし、どのシーンでこのバッグを使いたいかを考えることが、後悔しないサイズ選びの最も重要な鍵となります。
なぜ定価で買えないのか?
ココハンドルは、シャネルのブティックにおいて定価で購入することが極めて困難なバッグとして広く知られています 。
この「買えない」状況は、いくつかの複合的な要因によって引き起こされています。
入手困難となっている主な理由
- 圧倒的な人気と需要: 2016年の登場以来、その人気は一過性のトレンドに留まることなく、シャネルの新たなアイコンとして確固たる地位を築きました。その結果、世界中の顧客からの需要が、シャネルの供給能力を常に上回っている状態です 。
- 限定的な生産体制: ココハンドルは、マトラッセのような通年で生産される「定番品」とは異なり、各シーズンのコレクションで展開があった際にのみ販売されるアイテムです。そのため、元々の生産数が非常に限られていると言われています 。
- リセールバリューの高さと転売: 入手が困難であることから、二次流通市場(中古市場)では定価を上回る価格(プレミアム価格)で取引されることが少なくありません。この高いリセールバリューを目的とした転売目的の購入者が後を絶たないことも、一般の顧客が手に入れる機会をさらに減少させています。
こうした背景から、正規店に偶然立ち寄って幸運にも出会える、という確率は限りなく低いと言わざるを得ません 。
ココハンドルかマトラッセどっち?

シャネルのバッグを購入する上で、永遠のテーマとも言えるのが「ココハンドルとマトラッセ、究極の選択」です 。
どちらもシャネルのエレガンスとクラフツマンシップを体現する傑作バッグですが、その個性と魅力は異なります。あなたのライフスタイルやファッションの好みに合わせて、最適な一つを選ぶための比較ポイントを見ていきましょう。
項目 | ココハンドル | マトラッセ |
---|---|---|
印象・デザイン | 優雅なハンドルが主役。万能性が高く、カジュアルからフォーマルまでシーンを選ばない現代的なエレガンス 。 | “シャネル”そのものを象徴する普遍的アイコン。上品さと重厚感を備え、よりフォーマルでクラシカルな佇まい 。 |
使い方 | ハンドル持ち、肘掛け、付属チェーンでのショルダーと、3WAY以上の多彩なスタイリングが可能 。 | 肩掛けでの使用が最も美しいとされる伝統的なスタイル。チェーンが短めのため、現代的な斜め掛けにはやや窮屈な印象 。 |
価格帯 (24cm付近) | 約100万円 | 約150万円以上と、価格帯は大きく上回る 。 |
使い勝手 | 開閉がスムーズで、内部の仕切りにより荷物の整理がしやすい実用的な設計 。 | 二重のフラップを持つダブルフラップ構造は、セキュリティ面で優れる一方、荷物の出し入れに一手間かかる場合も 。 |
この比較から導き出される結論は、「日常の様々なシーンで活躍する、実用的で汎用性の高いパートナーを求めるならココハンドル」、そして「流行を超越した一生もののフォーマルバッグとして、シャネルというブランドの真髄を所有したいならマトラッセ」という選択基準です。もちろん、両者の間にある約50万円以上の価格差も、決断を下す上で非常に重要な要素となるでしょう 。
最新シャネル ココハンドル定価まとめ
この記事では、シャネルのアイコンバッグ「ココハンドル」の定価からサイズ選び、そして入手困難な背景まで、多角的に詳しく解説しました。最後に、本記事の重要なポイントをリスト形式で振り返ります。
- ココハンドルはシャネルの中でもマトラッセに並ぶ絶大な人気を誇るバッグ
- 公式名称は「トップハンドルフラップバッグ」で、ハンドルが最大の特徴
- 世界的な需要と原材料費の高騰、円安を背景に価格は年々上昇している
- サイズはアクセサリー感覚のマイクロミニから収納力抜群のマキシまで全6種類展開
- マイクロミニ(11.5cm/14.5cm)の定価は約49万円から約57万円
- 人気のミニバッグxxs(19)サイズの定価は約92万円
- 最もスタンダードで人気のxs(24)サイズの定価は約100万円で長財布は入らない
- 収納力が高いラージ(29)サイズの定価は約110万円
- A4サイズも検討可能なマキシ(33)サイズの定価は約118万円
- 最も人気なのはデザインと実用性のバランスに優れた24(xs)サイズ
- 定番素材は傷に強く丈夫な「キャビアスキン」で、定価の基準となっている
- 圧倒的な人気と限定的な生産体制のため、正規店での定価購入は極めて困難
- 購入方法には正規店での入荷を待つほか、信頼できる中古専門店の活用も有効な手段
- マトラッセと比較すると、価格が抑えめで、よりカジュアルで現代的なシーンにもマッチする
- 後悔しないためには、自身のライフスタイルや持ち物を具体的に想定したサイズ選びが最も重要
参考
- ゴヤールのアンジュミニトートについて定価と人気の理由を徹底解説
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